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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

息を吸うと背中が苦しい
息を吐く際に背中が苦しい
前屈みをすると背中がつる
寝ている際に背中が辛い
座っている際に背中が辛い

背中の痛みはその他にも物を持つ際に痛むこともあり、また、触ったときに痛む方もいれば痛まない方もいらっしゃいます。

運動や動作をした際に痛むことは想像することができますが、ごくまれに食事をした際に背中が痛む方もいらっしゃいます。背中は内臓の中でも胃腸や膵臓、脾臓などの神経と連動しているため、注意が必要です。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みで知っておくべきことは、単に不良姿勢や疲労によって筋肉が緊張して張っているから痛むだけではないということです。

背中は、自律神経や内臓との密接な関係があり、目には見えない異常を起こしているケースもございます。痛みとともに皮膚の血色が悪くなっている場合もあります。

また、背中は胃腸の反射により神経性の痛みを引き起こすことがあります。自律神経が関与しているケースですが、精神的な苦痛を感じている場合やメンタルの問題から身体に不調を感じていらっしゃる方々にごく稀に見られる症状です。

症状の現れ方は?

症状の現れ方は、突然の激しい痛みを起こす場合と、背中がなんとなく痛む感じなど、さまざまです。

激しい痛みの場合、咳をしたりくしゃみをした際に叩かれるような痛みが起こることがありますが、ぎっくり背中のようなもので突然動けなくなることがあります。ひどい方は呼吸が苦しくなることもあります。
なんとなくの痛みの場合は、背中が伸びにくく感じたり、重たく感じたり、しびれるような感覚になる方もいらっしゃいます。

また、内臓性の症状の可能性も否定できないため精密検査が必要になるケースもあるので、油断できないのが背中の痛みです。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

その他の原因には、胃腸の不調からくる背中の痛みや膵臓の痛み、呼吸器や消化器全般の問題が間接的に影響するケースもございます。

胃腸などの内臓は、主に一定の周期で動いています。もちろん、こちらの都合にも合わせて動いてくれます。それにもかかわらず、こちら側の負担が強くかかった際には、限界を迎えた内臓が神経を通じた痛みを起こすことがあります。

痛みの原因が内臓にあると考える方は少ないと思いますが、内臓の神経症というものも存在します。内臓が悪いわけではなく、内臓の機能が低下して起こる症状があるため、使い過ぎには注意が必要です。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みを放置することは危険な場合がございます。

まず、内臓性の痛みの場合ですが、内臓の種類にもよりますが、痛みの度合いが激痛ではなく、その上の疝痛(せんつう)と呼ばれる痛みに変化し救急搬送になるケースがあり、命の危機に晒されることもあります。最初の痛みが背中ではない場合があるため、注意が必要です。

また、筋肉や筋膜の硬さ、血行不良が原因で起こるものも油断はできません。その痛みから周りの組織を同時に悪化させてしまうこともあるため、早急に痛みを緩和することに専念しなければ、痛みが併発してしまうことがあり、案外、痛みの軽減に時間を要することもございます。

当院の施術方法について

紹介イメージ

【鍼灸】
背中の痛みに対する当院の施術方法として、まずは鍼灸をおすすめしています。鍼灸は痛みに対する鎮静作用があり、原因不明の痛みを和らげる効果が期待できます。また、自律神経を介して内臓の不調を整えることも可能ですので、同時に有効です。

【筋膜ストレッチ】
もう一つの方法としてはストレッチがあります。筋膜ストレッチが正式名称ですが、筋肉を取り囲む筋膜を伸ばすことで、筋肉や関節のひっかかりが外れ、スムーズな運動が可能になるメリットがございます。一般的なストレッチではなく、専門家が行うストレッチは、原因に対して行うオーダーメイドの施術でもあります。マッサージでは得られない効果をぜひ体感してみてください。

改善していく上でのポイント

背中の痛みは、慢性的に常に負荷がかかる部位でもあります。普段からのケアがカギを握ると言えるでしょう。軽く考えてそのままにしておくことで痛みが進行し、動けなくなったり入院することのないよう、常にアンテナを張り、ケアを心がけることが大切です。しかし、それができない方も多くいらっしゃいます。気づかない方が多いためです。

そのため、周りの家族や友人、職場の方々と連携を取り、お互いにコンディションを確認する習慣が背中の痛みを軽減するポイントになります。不調が出たらその場で専門家に任せることが大切であり、普段からお互いに気を付け合うことが重要です。