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産後腰痛 について

産後腰痛とは?

産後腰痛は、その名の通り、産後数日から数ヶ月にわたり骨盤の歪みから起こる腰痛のことです。腰痛症の中でも特定の期間内に起こる腰痛として、産後腰痛はカテゴリー分けされることが多いです。産前から少しずつ腰痛を生み出すきっかけを形成しているものもあれば、産後にのみ発生する腰痛もあります。そのため、初めて腰痛を経験される方も多く、これが産後腰痛のキーワードとなる理由の一つです。

年齢に関係なく、体型にもあまり差がないため、腰痛の比率は均等です。これにより、産後特有の身体の変調が考えられます。産後に起こる身体の変化を読み取り、少しでも辛さが軽減するために必要なことをお伝えしていきます。

産後腰痛の根本原因は?

産後腰痛の根本原因は、骨盤の歪みや血流の問題があると考えられています。仙腸関節という部位のズレが産後に起こることで発生する痛みや、筋肉の硬さが強くなって痛みが出る場合などが、原因となる問題のキーポイントになっています。

森林で例えるなら、筋肉の硬さなどは樹木の枝葉に相当し、血流や歪みは樹木の根に相当する部分だと認識していただくとわかりやすいと思います。大元を修繕できない場合、腰痛は繰り返し起こる可能性があります。仙骨という骨の傾きには大きな原因が隠れているため、仙骨のリセットが必要です。

こんなお悩みはありませんか?

産後腰痛画像01

産後に腰が痛くて歩きにくい
→これは産後に働きにくくなっている筋肉が問題です。骨盤の調整と同時進行で施術が必要です。

腰が抜けそう
腰がだるい
冷える
痒い

上記全てが産後腰痛の前駆症状になるため注意が必要です。

産後腰痛に対する当院の考え

産後腰痛は一生のものになる可能性があることを念頭に置いて施術しております。

産後の骨盤の歪みは生理現象で自然に骨盤の調整が完了し、腰痛を引き起こしにくくするための段階があります。しかしながら、自然に戻ることを前提にするよりも、辛さを軽減させる対処を行った方が、より産後のトラブルや二次的な問題を防ぐことができると考えております。これが当院の基本的な考え方です。

今からすぐにできることを始めることが必要であり、そこをサポートさせていただくことで産後腰痛を未然に防ぐことができると考えます。

産後腰痛はなぜ起こるのか?

産後の腰痛は生活背景も大きく関わってきます。まず、お子さんを身体の前側で支える姿勢を取ることによって骨盤のズレが発生し、痛みを引き起こす可能性があります。

次に、食べ物についてです。消化酵素を多く消費する白いものを中心とした食事は、毒素が蓄積し、血流を阻害することがあります。その結果、筋膜の周辺が酸欠になり、痛みを引き起こす可能性があるため、発酵食品を摂取するように指導するケースもございます。

もう一つの要因は運動不足です。筋力の低下だけでなく、運動をしないことで血流が悪化し痛みとして表れることがあるため、注意が必要です。

産後腰痛を放っておくとどうなるのか?

産後腰痛画像02

自然に治癒することも多く、あまり心配されていない方もいらっしゃいますが、産後の腰痛はその他の部位に大きく影響するため、対処は早めが望ましいです。

足の血流や坐骨神経、ストレスによる月経不順、冷えなどの発生は危険です。また、年齢を重ねてからの謎の腰痛の要因になる可能性もあります。

絶対ではありませんが、目の前の症状の軽減は今後の健康寿命に大きく関わるため、早急に対処を検討される方もいらっしゃいます。不快に思われる方はご相談ください。

産後腰痛に効果的な当院の施術メニューは?

当院では、産後腰痛に対して施術を行う場合、『産後骨盤矯正』をおすすめしております。骨盤を柔軟かつ強靭にし、緩んでいるところは締め、硬いところは緩ませることで身体のバランスを均等に保ち、全身の状態が安定することを目指しております。その結果、特定の部位への痛みが軽減することが期待できます。

もう一つの施術方法として『鍼』を取り入れております。鍼は主に部分的な施術も大切ですが、全身をトータルケアし、自律神経を整えることが重要になります。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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産後骨盤矯正を受けることで、まずは身体が安定します。痛みや違和感で安定していない身体は二次的に問題を起こしやすいため、患部だけではなく全身のバランスを整えることからスタートしていきます。

鍼も同様ですが、関節の歪み、血流の不全、筋肉の硬さ、神経の過敏性を引き起こす産後の腰痛は、自律神経という目には見えない身体の不調を整えることから始まります。次に患部を見ることで、症状の見落としも防ぐことができると考えております。

産後腰痛を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

産後腰痛を軽減するために必要な施術頻度は、スピードがまず大切です。入院される方もいらっしゃいますが、初期段階の対応がその後の人生に大きく関わることもあるため、とにかく痛みがあるうちは毎日少しずつ施術を行うことが望ましいです。痛みが取れた後も、6ヶ月以内を目安に施術を続けることが推奨されます。

忙しい方や家庭を優先される方もいらっしゃいますが、重症化した際にはそうは言っていられません。長期にならないように、施術頻度を多めに設定していただくことが大切です。