顎関節症｜郡山若葉町接骨院

当院が考える顎関節症については、国民病に近いものではないかという点です。

外傷によるダメージが少なく、関節面に習慣的な負担がかかることを考えると、腰痛や膝関節の痛み、首の痛みといった症状と共通する部分があります。関節面への負担については、年齢を重ねることで増していくと思われがちですが、顎関節症は中学生や、それよりも早い成長期に発症するケースも多く、年齢だけが原因ではないことが明らかになっています。

中には軽減が難しいものもありますが、軽減が期待できる症状について厳選し、ご説明させていただきます。

顎関節症は、主に日常生活における習慣が原因となることが多い症状です。

1つ目は咀嚼の偏りです。
片側ばかりで咀嚼を続けていると、顎のバランスが乱れ、歪みが生じることで発症することがあります。

2つ目は歯並びです。
歯並びが悪いと咀嚼に影響を及ぼし、顎関節に負担がかかることがあります。

3つ目はうつ伏せ寝による顎関節への負担です。
顔に圧力がかかることで顎に影響を与える可能性があります。

4つ目は肩こりです。
神経のつながりにより、肩こりが顎関節に影響を及ぼす場合があります。

5つ目はストレスです。
ストレスは社会人だけでなく、成長期にも影響を与えることがあり、見えない負担が顎関節にかかることがあります。特に食いしばりや歯ぎしりは、ストレスが原因となる代表的な症状です。

顎関節への負担を軽減するために、普段の生活習慣を見直し、適切なケアを行うことが大切です。

顎関節症を放っておくと、日常生活にさまざまな負担が生じる可能性があります。

1つ目は肩こりです。
肩こりは筋肉の硬さだけでなく、神経の緊張によって負担がかかることもあります。学生の頃から肩こりがある方は、顎関節の影響を受けている可能性も考えられます。

2つ目は頭痛です。
顎関節症が原因で頭部の筋肉に負担がかかり、頭痛につながることがあります。

3つ目はクリック音（関節音）です。
口の開閉時に耳の前あたりで「カクカク」と音がする症状で、痛みがない場合もあります。関節のずれや摩耗が原因となり、ケースによっては完全に治らないこともあります。

4つ目は歯や口腔内のトラブルです。
血流の悪さが目立つようになると、顎周辺の筋肉や組織への栄養が行き届きにくくなります。その結果、歯や歯茎に影響を及ぼし、虫歯や歯のトラブルのリスクが高まる可能性があります。

このように、顎関節症は放置するとさまざまな症状につながることがあります。早めにケアを行い、負担を軽減することが大切です。

当院が効果が期待できると考える施術メニューは3つあります。

1つ目は顎関節を直接調整する「ドライヘッド矯正」です。
ドライヘッド矯正では、顎関節と頭蓋骨を同時に調整することで、顎関節周囲の血流を促し、痛みの緩和を目的としています。また、開口障害に対しても対応しています。

2つ目は「鍼灸施術」です。
鍼灸施術は全身の血流を促す効果が期待でき、顎関節周辺の血流を整えることで、痛みの緩和や開口障害の軽減が期待できます。

3つ目は「猫背矯正」です。
顎関節に負担がかかる原因の1つに、猫背の状態が続くことで顎が前に出てしまい、血流が悪くなることが挙げられます。そのため、猫背矯正を行うことで、顎関節への負担を軽減し、症状の緩和を目指します。

当院のお勧めする施術を受けていただくことで、どのように楽になるのかについてご説明します。

顎関節症が気になり始めるきっかけとして、多くの場合痛み、音の発生、可動域の制限などが挙げられます。これらの問題は、神経の緊張、血流の阻害、筋肉の緊張、関節のズレなどが関係していると考えられます。

当院では、これらすべての要因を調整し、正常な顎関節の状態を目指す施術を提供しています。特にストレスが関与している顎関節症には、鍼灸施術が有効です。

顎関節の不調を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

施術頻度についてですが、通院回数を増やすことが絶対に必要というわけではありません。

日常生活で注意すべきことが習慣化できるようになるまでは、週に2回程度の施術が目安となります。その後、状態が安定した場合は、自律神経や緊張を取り除くために、週に1回程度の調整を行うことが可能です。

将来的に顎関節の問題に悩むことがない身体を作るために、集中的な施術を受けていただくことをお勧めいたします。