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めまいについて

めまいとは?

めまいには主に2種類のタイプがあります。非回転性めまいと回転性めまいです。

非回転性めまいは浮遊性めまいとも呼ばれ、フラフラとした感覚や視界の歪みを特徴とします。学校の全校集会などで体調を崩すことがある女性に多く見られます。
一方、回転性めまいはその名の通り、周囲がグルグル回っているかのような感覚で、歩行が困難になるほどの症状が出ます。

めまいの根本原因は?

多くの場合、めまいの原因はさまざまで、一言で説明するのは難しいですが、検査で異常が見つからない場合もあります。そのような場合、原因が不明なこともありますが、神経の調整が必要なケースもあります。神経は目に見えない部分であり、その調整が必要とされることがあります。

こんなお悩みはありませんか?

カルテイラスト

クラクラする
→浮遊性めまいの特徴です。血圧などが低下したり、高くなったりしても起こる症状です。

まっすぐ歩けない

目が回る
→回転性めまいの特徴です。耳鳴りや、聞こえにくさがあったりすることもあります。

目の前が暗くなる
→浮遊性めまいの特徴です。視界が急に狭くなることもあり、脳に異常がある場合もあります。

立っていられない
→どのめまいも関係しています。様々な問診や検査が必要になります。

めまい に対する当院の考え

めまいは大きく2種類に分けられるとお伝えしましたが、まずは入念な検査や問診により、原因の特定が可能なケースと、ストレスや過労などが原因で自律神経が乱れ、それが各種組織に影響を与えてめまいが発生するケースがあります。西洋医学的な視点と東洋医学的な視点から、慎重にカウンセリングが必要な場合もあります。その後、統合医療の観点から診察を行い、患者さんに最適な施術法を提案してまいります。

めまいは診療科目によってさまざまな症状が現れるため、単純な施術方法で対処することはできません。原因特定が難しい場合もあり、そのため施術期間が長引くこともございます。

めまい はなぜ起こるのか?

めまい画像

めまいが発生するメカニズムについて、簡単に説明します。

人間の平衡感覚を担う機関があり、それは脳と耳の中に存在します。

脳においては特に小脳がふらつきの主な原因となる部位です。たとえば、脳梗塞や脳出血が起こると、歩行が困難になることがあります。脳はエネルギー源として糖分と酸素が必要であり、これらが不足すると酸欠状態になり、それがめまいを引き起こす可能性があります。

耳の中では、主に中耳に位置する耳石がずれることでめまいが発生するとされています。また、内耳の前庭部や蝸牛部に障害がある場合もめまいが引き起こされることがあります。

めまいの原因は多岐にわたり、その特定が非常に重要です。

めまい を放っておくとどうなるのか?

めまいが放置されると、原因が悪性である場合、最悪の場合は死に至る可能性があります。初めは軽いふらつきから突然倒れることもあり、脳梗塞や脳出血などが原因であれば、即死につながることもあります。また、死に至らなくても数年から十数年にわたって原因不明のめまいに悩むケースもあります。

ほとんどの病気に共通することですが、めまいをそのままにするのか、すぐに専門家に相談するのかは自己判断せず、慎重に考える必要があります。自己判断による対応が誤っていると、一生つきあうことになる可能性もありますので、ご自身の状態を専門家に相談することが大切です。

めまい に効果的な当院の施術メニューは?

めまい施術

めまいに対するおすすめの施術メニューは主に2つあります。

【鍼灸】
まずは鍼灸です。鍼灸は全身の状態を管理し、自律神経から耳の中や脳に向かう循環にも影響を与えることができ、阻害されている部位の修復能力が高まりやすい施術です。原因が特定できる場合だけでなく、薬や西洋医学が合わない場合にも効果が期待できるケースもあります。

【ドライヘッド矯正】
もう一つはドライヘッド矯正です。頭蓋骨の調整を行うことで全身の血流が改善され、特に耳や脳内への循環が促進されます。ストレスや自律神経の乱れがある場合にも効果が期待できますので、お試しください。

その施術を受けるとどう楽になるの?

鍼灸やドライヘッド矯正は、効果の出方や個人差があります。明確に同じ結果が得られるとは限りませんが、めまいの解決を直接ではなく間接的にアプローチします。問題の原因に至るまでの間に見えない歪みや乱れが、体の各組織に影響を与えることがあり、それらを調整することが重要です。これにより、めまいに関連した諸症状の軽快が期待できます。病気の前段階の予防も重要です。

めまい を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

施術の頻度については、状況によって異なりますが、初期段階ではできるだけ毎日の施術をお勧めします。急性期にしっかり対処することで、慢性化を防ぎ、多めにかかる回数や頻繁に施術を受ける必要性のある状況を減らすことができます。
一般的には、15回から20回の施術が必要な場合が多いため、施術計画を立てる際にはこの点を考慮に入れることが重要です。