眼精疲労
こんなお悩みはありませんか?
物を見ているだけで目の疲れや目の奥がズーンと痛みを感じている
視界がかすんで見える、ぼやけて見える、眩しく感じる、充血しているなど目に症状がある
睡眠を取っても十分に回復しない状態が続いている
夕方になると目が乾いてしょぼしょぼする
肩こり、頭痛、吐き気、イライラする、集中力が低下するなど、疲労感や自律神経の乱れなどの全身症状が出ている
まぶたがピクピクしている、まばたきが多くなっている
眼精疲労についてで知っておくべきこと
眼精疲労とは、目を使用し続けることにより、目の痛み、眩しさ、目のかすみ、充血などの目に関する症状や、肩こり、頭痛、吐き気など全身にも症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しない状態を指します。
眼球は、目に映る映像を脳に伝える感覚受容器です。目はカメラのような構造をしており、角膜や水晶体はレンズの役割を果たしています。網膜により水晶体の厚さを変えてピント調整を行います。瞳孔から入る光は虹彩によって調節され、網膜がフィルムのような働きをして微妙な識別や明暗を認識します。視神経によって網膜に映った映像は脳に伝えられます。
目の表面は乾かないよう、まばたきのたびに涙が出るようになっています。涙は水分や栄養を補給し、目を潤して保護します。これらの機能が連動することで「ものを見る」ことができます。
症状の現れ方は?
眼精疲労は、目の使い過ぎにより、目だけでなく全身に疲れを感じる状態です。
テレビ、パソコン、スマートフォンなどの画面を長時間見ることや、眼鏡やコンタクトレンズの不具合、精神的ストレスなどが要因となり、次のような症状が現れることがあります。
目の症状
目が痛い、目が重い、かすんで見える、乾いてしまう、充血する、視点のピントが合わないなどがあります。
全身症状
肩こり、頭痛、首こり、だるい、倦怠感、吐き気、イライラする、自律神経の乱れ、めまい、ふらつき、集中力の低下、胃腸の不調など、様々な症状が現れることがあります。
その他の原因は?
・目の病気
白内障、緑内障、眼瞼下垂、ドライアイ、屈折異常(近視・遠視、乱視)、老視(老眼)などが要因として挙げられます。また、眼精疲労の患者様の6割はドライアイだと言われています。
・体の病気
風邪、インフルエンザ、虫歯などの一時的な病気、高血圧、糖尿病、副鼻腔炎、歯周病などの慢性的な病気、更年期障害などが挙げられます。
・生活環境
長時間のパソコン作業、スマートフォンを見続ける、エアコンの風に直接あたり続けることでドライアイになり、眼精疲労へと繋がると考えられています。
・精神的ストレス
対人関係や環境の変化などにより過度にストレスを受けると、体が緊張状態になり筋肉が硬くなることがあります。これが血流に影響を及ぼし、眼精疲労を引き起こすこともあります。
眼精疲労を放置するとどうなる?
疲れ目ですと、1日から2日休むと回復することが多いですが、十分に休んでも回復せず、慢性的に続く状態を眼精疲労と言われています。
私たちは外から受ける情報の80%以上を視覚(目)から得ていると言われています。目が疲れる、しょぼしょぼする、目が重い、夕方になると見えづらくなる、といった軽い症状が出てきます。このような症状を単なる疲れだと放置してしまうと、全身症状へと変化していきます。肩こりや頭痛、吐き気、不眠、食欲の低下、集中力の低下、全身の倦怠感、軽いうつ状態などの症状が現れ、仕事や勉強がはかどらなくなることがあります。
当院の施術方法について
当院では、眼精疲労に対して「ドライヘッド矯正」または「極上ドライヘッド」というメニューがおすすめです。これらは、頭部にアプローチする施術となっております。
頭部や顔面は、合わせて約22個の骨で構成されており、30種類以上の筋肉が付着していて、血管や神経が通っています。頭部と顔面の筋肉は膜で覆われ、繋がっています。
普段の生活や仕事などで酷使した目に関わる筋肉が緊張し硬くなることで、骨格が歪み、血流が悪くなると考えられます。そこで、目の周りだけでなく、頭蓋骨の矯正や、首から頭部の筋肉を緩め、血流や筋肉の緊張をほぐし、バランスの調整を行います。
改善していく上でのポイント
眼精疲労は、目を酷使することで筋肉の緊張や血行不良を引き起こします。ホットタオルや温かいアイマスクなどで目元を温めると効果が期待できます。また、目を動かす体操や首、肩のストレッチをセルフケアとして行うこともおすすめです。
眼精疲労の際には、以下のことに気を付けましょう。
・濃いアイメイクは控える(目の清潔を保つ)
・空調などの風を目に当てない
・眼鏡やコンタクトレンズを使い分ける
・パソコンやスマートフォンを長時間使用する際はこまめに休憩をはさむ
・無理をせず体調を整える
目だけでなく、身体全体や心の状態もバランスが取れていることが大切です。疲労感や痛みを感じた場合は、我慢せず当院へご相談ください。