変形性膝関節症
階段の上り下りで膝が痛む
→膝の曲がるところが関節になっていて、内側と外側の両方に痛みが出やすいです。主に内側に痛みが多く表れます。
膝が腫れていて痛む
→変形性膝関節症は膝に炎症が起こっているため、水が溜まりやすいです。
膝が閉じないため足が外に向いていて見栄えが悪い
→関節軟骨が減ってきている場合、膝が外側か内側どちらかに広がっていく場合がございます。
膝が伸びないため常に曲がっている状態で歩いてしまう
→膝の痛みや変形がある場合はまっすぐ伸ばせない状態になります。
膝が曲げられない
→伸ばせないことと逆になります。
変形性膝関節症に対する当院の考え
変形性膝関節症に対して、当院では血流が重要だと考えています。
全ての人が変形性膝関節症になるわけではなく、特定の人に限定して発症するのがこの疾患です。よく体重が重たい状態が続くと発症しやすいとされることがありますが、一概にそうとも言えず、体重が軽い方も骨粗しょう症から発症するケースがあります。
変形性膝関節症の経過において、血流が悪化することで関節に栄養を送る環境が阻害されて症状が悪化の経過をたどることが多いです。したがって、血流を適切に維持することが重要なポイントとなります。また、神経痛も血流の改善によって安定しやすくなり、そのためにも血流の改善は不可欠です。
変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか
変形性膝関節症を放置すると、まず日常生活動作であるQOLの低下が起こりやすくなります。日頃当たり前にできていた家事全般やプライベートでの旅行など、全ての動作において膝にリスクが伴います。
病態が進行すると、膝に水がたまり、関節の変形が進んでまっすぐ立つことが難しくなり、歩行にも支障が生じます。最終的には手術(人工関節置換術)が必要になる可能性があります。手術を避けるためにも、早めの行動がおすすめされます。
変形性膝関節症の軽減方法
変形性膝関節症の症状を軽減するためには、いくつかの方法があります。
まず、筋力アップが挙げられます。特に太ももの前側に位置する大腿四頭筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋、大腿直筋などの筋肉を中心に強化することで、筋肉が柔軟性を増し、膝関節の伸展が容易になります。これにより、膝関節への負担が大きく軽減されるでしょう。
次に、血流改善も効果が期待できます。血流改善には筋力アップ以外にも体重の減少やストレッチなどがあります。
これらを継続して行うことは難しいかもしれませんが、こうしたアプローチが取られていれば症状や辛さを軽減することが期待できます。
変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?
変形性膝関節症の軽減が期待できる当院の施術メニューをご紹介します。
1つ目は「O脚改善施術」です。
膝関節の変形予防のために行う施術で、年齢に関係なく受けていただくことができる施術です。姿勢改善にも繋がるため、当院でも上位に入る人気があります。
2つ目は「鍼施術」です。
鍼施術は膝の変形を即座に沈静し、腫れや、痛み、水が溜まってしまう現象を抑える効果があります。鍼施術を推進している理由はそれだけではなく、膝をサポートする様々な組織へ栄養が送られるようになるためでもあります。
その他に「電気施術」や「手技施術」もございますが、上記2つの施術がメインとなっております。
その施術を受けるとどう楽になるのか
膝関節に適した施術を受けることで身体に変化が表れます。
当然ながら、痛みが軽減します。痛みを避けようとして運動を制限しがちですが、それによって運動不足に陥る可能性があります。施術によってできるだけ痛みから遠ざかりつつ運動を行うことで、身体の治癒スピードを高めることが期待されます。
辛いながらもトレーニングを続けていることが正しいとは思わず、できるだけ痛みを伴わないよう運動をしていくことで楽に続けていくことができます。
整骨院での施術を通じて身体の変化を実感していただけることでしょう。是非、痛みから解放され、より快適な日常生活をお過ごしいただければと思います。
変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?
変形性膝関節症に必要な施術頻度は程度によりますが、基本的には毎日のケアが重要になるため、可能な限り毎日の施術がおすすめです。
痛みを繰り返している段階で施術に間が空くことがあると振り出しに戻ることが多いため、最初は頻度を多めに通院していただければと幸いです。
可能な限りとまでに言葉は留めますが、膝関節の症状はそれほど日々のケアが重要な疾患です。症状にお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。