悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

骨盤の歪みイメージ1

最近スカートを履いた時に、片方だけがずれ落ちてくるようになった
鏡を見た時に両肩のどちらかが下がっていて身体が曲がっている
まっすぐ立った時にどちらか片方だけが前に出たり足が開いたりしている
反り腰が気になる
猫背が気になる

上記全てに当てはまるのが骨盤と呼ばれている寛骨もしくは仙骨になります。
これらが身体の中心を担っている支柱の土台になりますが、土台が歪んでいることでその上にある脊柱が歪んでしまう原因になります。

骨盤の歪みについて知っておくべきこと

骨盤の歪みイメージ2

まず初めに、骨盤には調整できる歪みと、調整が難しい歪みがあることを知っていただきたいです。

接骨院で対応できない歪みの一例として、骨盤骨折によるものが挙げられます。骨盤骨折は命に関わる重篤な状態であり、転倒などによる外傷があった場合は、まず病院での検査が必要となるケースがあります。

次に、骨盤の歪みに関して大きな要因となるのが「出産」です。出産時には、ホルモンの働きにより骨盤が柔軟になり、産道を広げるために骨盤が大きく開きます。その後、骨盤が自然な位置に戻らず、誤った方向で固定されてしまう場合があります。

自然に歪んでしまう骨盤の中でも、こうした「骨盤骨折によるもの」と「出産に伴うもの」は、特に多く見られる傾向がありますので、ぜひ覚えておいていただければと思います。

症状の現れ方は?

骨盤の歪みイメージ3

症状の現れ方は非常にゆっくりとしたものですが、長年の不良姿勢が蓄積されることで、体全体に歪みが生じ、結果として骨盤にも歪みが現れるとお考えください。

多くの場合、その始まりは足元にあります。まっすぐな姿勢を維持できない状態を引き起こす要因としては、偏平足や膝関節の位置、股関節の可動状態などがあり、これらは骨盤の歪みとも深く連動しているとご認識いただきたいです。

つまり、年齢を重ねる中で起こる骨盤の歪みは、実は幼少期に受けた怪我や、生活習慣、あるいは遺伝的な要因によって、ゆっくりと進行していく場合があります。そして最終的には、体の歪みや不調を自覚してから気づかれる方も多くいらっしゃいます。

その他の原因は?

骨盤の歪みイメージ4

その他の原因として考えられるものに、不良姿勢や遺伝、幼少期の怪我といった要因以外に、内臓由来の不調からくる骨盤の歪みが挙げられます。

見た目や動作など、身体の使い方に現れる問題で歪みに気づかれる方は多くいらっしゃいますが、中には病院での検査では異常が見つからないにも関わらず、不調を訴える方もいらっしゃいます。

これは「機能障害」と呼ばれ、命に関わるものではないものの、確かに症状が存在している状態を指します。わかりやすい例としては、婦人科系の不調で原因の特定が難しい不定愁訴をともなう更年期障害などが挙げられます。

骨盤も含めて全身はそれぞれの部位が密接に連携しており、1か所の不調が連動して別の部位に影響を及ぼすことも少なくありません。そのため、骨盤の歪みの背景には内臓の不調が関与している場合もあることを知っておくことが大切です。

骨盤の歪みを放置するとどうなる?

骨盤の歪みイメージ5

骨盤の歪みをそのままにしておくと、代表的な例としては、変形性腰椎症や脊柱管狭窄症、ヘルニアなどの重度な症状に進行していく可能性があります。

骨盤には、男性器や女性器、膀胱などの大切な臓器が並んでおり、血管、筋膜、筋肉、靭帯といった多くの組織も含まれています。骨盤が歪んでいる状態とは、そうした機能の正常な働きが難しくなっていると考えられます。

そのため、進行すると「歩きにくい」「しびれる」「痛む」「力が入りにくい」「動きづらい」など、日常生活に支障をきたす症状へと変化していく可能性があります。

早期の対応が大切ですので、日頃から姿勢を意識することは、今後の人生においても非常に重要なことと認識していただければと思います。

当院の施術方法について

骨盤の歪みイメージ6

骨盤の歪みに対する当院の施術方法には、いくつかのメニューがございます。

まず、骨盤矯正を専門とする当院ならではの矯正メニューがあります。矯正メニューはすべて医師の管理のもとで考案された矯正術で、安全性も認められています。

次に、「骨盤はがし」があります。骨盤はがしは、ボキボキしない整体で、関節運動を促し身体を柔軟にしていくメニューです。そのため骨盤の歪みにも間接的に対応しています。

さらに、「EMSトレーニング」もしくは「楽トレ」があります。筋トレは骨盤を引き締めるために必要な筋肉を鍛えることで、歪みの軽減が期待できます。

改善していく上でのポイント

骨盤の歪みイメージ7

骨盤の歪みを軽減していく上で必要なポイントは、まず骨盤の歪みが発生した理由や原因、そして時期を明確にすることです。原因の中には、変形してしまった高齢者の骨盤や骨折など、施術が難しい場合もあります。

自然に傾いている骨盤に関しては、矯正だけでは対応が難しく、筋トレとストレッチが重要な鍵を握ります。骨盤はあらゆる組織と密接に連結しており、筋肉や筋膜、靭帯、内臓に至るまでの調整をしていく必要があることをご理解いただくことが大切です。一つの方法だけを選択すると効果が期待しにくくなる可能性があります。